Day 21
響板の裏に、ニス塗り
端は接着する場所なので、塗りません
On the back of the soundboard, varnish paint
Day 22
響板の接着
内側をトレシーでよく拭いて(トレシーに汚れが付かなくなるくらいまで念入りに、音の流れる方向に合わせて拭く)、
シアノアクリレートで接着
(*響板の補強材は、通常裏側に貼るのだけど、
見かけを気にしないならば、表の方が良いらしいので、表になりました
今後、付けていく予定です)
Soundboard adhesion
Wipe the inside well with Toraysee(Toray),
Bonding with cyanoacrylate
Day 22-2
鍵盤の裏に、銅線を貼る
銅線は、アルコールで拭き、シアノアクリレートで接着
Day 23
響板の接着が終わり、
わずかに残っている隙間もシアノアクリレートで埋めていきます
そして、手前側の板を接着。
響板の端面は、
曲げ振動が出てしまうので、
見えないことが大事なのだそうです。
また、
写真は、
響板に載せる部材の場所を検討するために、
弦を弾きながら、
適当な板で場所を探っているところ。
良い場所に置くと、音質がザワザワせずに、落ち着いてきます。
均等に、5分割する場所が良い、
きれいな位相が作られる
新発見だそうです!
きれいな影ができている様子は、
なんだか、
宇宙と交信するための謎の古代建造物、の模型で遊んでいるみたい👻
これから実際に載せる部材を加工していきます
今日は写真を撮るの忘れて、
これしか有りません😅
Day 24
響板の補強材、の加工と接着
通常は響板の裏側に接着されているものだけれど、
表の方が音質が良い、とのことで、
表に、音を確認しながら、
置く場所を探ったところ、
最終的に、写真のようになりました!
単に、補強と響きを伝えるだけではなくて、
このように配置すると、
位相を安定させる効果があり、
既存のクラヴィコードでも、
写真同様に、部材を追加することで、
音の波動が見えやすくなる可能性があるとのことでした。
部材の接着は、いつもの通り、シアノアクリレート使用。
接着による音質の良さは、
シアノアクリレート>米糊>膠
だそうです。
シアノアクリレートは化学合成品で自然界に自然に存在しているものではないけど、
その方が良いというのは不思議な気もしますが、
音を聴けば、良いのは一目瞭然です。
古いからの製法が、必ずしも良いわけではない一例。
Day 25
縁のエッジを削り、響板のニス塗り
他のところに使っているニスより、
より熟成されたシェラックニスは、ワインの熟成ような香り🍷
濾して使います
ニスは二度塗り
表の柱から、裏側へ音が響くように、
裏板に柱を付ける
裏板も、四方ぞりカンナで削って、
平行面を取っていきます
世界一のクラヴィコード製作の記録 6 最終 – Record of building the best Clavichord in the world (Day26-final)
世界一のクラヴィコード製作の記録 4 – Record of building the best Clavichord in the world (Day16-20)