カルピのチプリオルガン Carpi

 
 
 
 
 
カルピのチプリオルガン😃 (モデナの近く)
 
ボローニャのチプリより1年前に作れたオルガン、
そのあと、結構変わってしまっていますが、
チプリのパイプが残っているよ、
ということで、
頼み込んで、見せてもらってきました❣️
許可の下りにくい教会で、やっと😃
 
 
 
 
古い鍵盤は残っておらず、
フォルメンテッリが修復の際に、1900年とかの最終修復のスタイルを元にして作ったものだと、オルガニストは言ってました
重くて、ルネサンス音楽には不向きの鍵盤です
 
チプリのオルガンは、もともとこのバルコニーに合ったのではなく、 別のサイドの奥に有ったのだとか。
チプリのパイプは、
プリンチパーレと一揃い(上の方はかなり高いので、私的には後から足されたものと思います)
とフルート一つ
という話
 
トレモロとペダルのトロンボーンもチプリだと言うんだけど、
私的には信じ難いです
 
ボローニャより大きなチプリだったというけど、
フロントパイプはミからで、その下のパイプは節約のために、鉛で内部にあると。
ボローニャのチプリは、その下のソからフロントのパイプです。
 
聴きづたいではなく、どこからの情報か分かる情報が必要な気がしました😃
 
あちこちのオルガンを勉強してて、マネージャーやビルダーともお話してて、
この日も構造に詳しい人も一緒に来てくれてて、
 
 
いろいろ分かってきました🥰
 
前日に、ボローニャのチプリをミサで弾いてきたので、
比較しやすく、
メインのプリンチパーレは、ルネサンスの音色ではなく、
あれれ、と思って、あとでよく見る!
 
パイプの歌口が高くないか?!
ボローニャの写真と比べて、やはり少し高いような。
一緒に来た詳しい人に言ってみたら、歌口の比率について教えてくれました😃😃
 
このチプリのパイプは、歌口が高くカットされてました、だから新しいスタイルの音色なのです
なので、ルネサンスの音楽を弾くのは、なかなか難しいです。
 
ルネサンスの音色でないプリンチパーレを我慢した使うか、
オクターブやXVのが、ルネサンスの音楽弾くのには、良かったので、オクターブをベースとして、オクターブ下の鍵盤で弾くか。
←私はほとんどこれで弾いてました
 
 
バロック以降に、イタリアのプリンチパーレも、鍵盤の上と下で分けられて、いろんな組み合わせでの使い方が出来るように変わってきたので、
これも、プリンチパーレの上だけ、オクターブの下だけ、とか、
プリンチパーレの下と、フルット(フルートの一種)を組み合わせてバッハを弾くなど、このオルガンを使いこなしているオルガニストは面白い組み合わせを見せてくれました。
そんな使い方が出来るのか、、びっくりでした❣️
 
 
 
このオルガンでバッハを弾くのは、どうかということはあるんだけど、
調律変わってしまうからね。
 
調律は、チプリがあるということで、
ミーントーンに拘って、思考錯誤していると事前には聞いてましたが、
良いミーントーンかどうかの以前に、外れている音が多過ぎて、よく分かりませんでした笑
後世のストップもたくさん、
でもミーントーンにしたい、
でもバッハも弾く、
なんだが、スタイルがごちゃ混ぜな印象を受けました🧐
 
いろんな人が関わっていると、
一つの方向に定めるのは、難しいこともあるんでしょうけど、
アイデアの不確かなものは、道を迷います
 
 
新しいオルガン作るときだけでなく、修復もどこに注目するか、
とても大事なんですね
 
 
それがないと、なんとなく鳴るオルガン、スタイルがはっきりしない、
酷いとキャラクターの無いオルガンになってしまいます👻
 
 
Carpi cathedral
Cipri 1555 – Sona 1812 – Formentelli 1973
 
カルピは、いまでこそ、あんまり有名ではない街ですが、
広場は、イタリア1広いのだとか!!
昔は、とても裕福だった街のようです♡
 
イタリアって、こういう小さいけど、凄い街があちこちに残ってて、、
さすがの国です

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