イタリアで二番目に古いオルガン、フィレンツェ

フィレンツェで1番古い、イタリアで二番目に古い現存するオルガン
ドメニコ・ディ・ロレンツォ・ダ・ルッカが1509-1521年に作ったというのを、見てきました🥰🥰
山を超えたトスカーナのオルガンは、まだあんまりチェックして無かったのですが、
ヴェネチアから影響受けたフェラーラ、ボローニャ、マントバ、など北側とは、ちょっと違うんでしょう〜
まずフロントパイプの並び方も違ってきます
ストップ数は少なめで、プリンチパーレ属が5つとフルート1つの6ストップ。
でも一つのストップの高音域のパイプが2本ずつ3本ずつというのの数が多いので、パイプ数は多いです
ここは、あのフランチェスコ・ランディーニが14世紀に、ここのオルガン製作を助けたという教会、
記録だけで、残念ながら、そのオルガンは残っていないです
ここには6台ものオルガンがあるそうで!
そのもう一つは、15世紀のパイプが少し残るらしい19世紀のオルガン。
残念ながら、このオルガンがあるチャペルは壁画の修復中で閉鎖してて見れませんでした。
前に来たときもやってたし、いつ終わるのかは、、謎です😂
真ん中のパイプは、ソから。
そして順が違うのは、ラは右側に行くんですねー
ボローニャとかの逆です
大きなパイプが中央に密集してるのも、違う点です。
左右の隠れたところに、さらに大きな金属のパイプがあったので、ファ以下が全部木管というわけでもないようです
残念ながら鍵盤は新しい、内部もそんな予感です
重くなくて良いけれど、鍵盤が角張っているので、指に引っかかること度々。
重くないけど繊細な感覚はそんなにない。
ルネサンスのオルガンなら、繊細な鍵盤は欲しいです
頻繁に使われているわけではないそうで、メンテナンスはそんなにされてない、
コンサートでもなかったら、調整しない、その通りなんでしょう
フルートの真ん中のソが鳴らなかったり、
プリンチパーレの低音も、うまく鳴ってないパイプが複数存在してて、風邪ひいたような音色のパイプもチラホラと。。
調律も高音はズレやすいので、あちこちズレてます(これは良くあることなので大した問題ではない)
オッターバの音色はプリンチパーレ以上に風邪をひいてて、うむむ。
パイプを覗いてみると、歌口が異様に高いものがチラホラと見えるんですねー
カットされたらしく見えるものものあり、
そうでないものと、バラバラに混ざっているような。
写真を撮ってみると、ニッキングももちろん入ってます
ペダルは、全部の音がオクターブが連結してて、弾きにくい、
メカが新しいなら、もしかしたらオンオフ出来るのかもしれないけど、今日はそこは未確認です
フロントパイプのあとの高音パイプの配置も、左右交互にというわけでなく、グループになってて、不思議な感じです
オリジナルの鍵盤はファからラまでの50鍵とのことなので追加された分が左右配置されているのかも。
ローラーボードもオリジナルらしいんですが、そこまではよく見れていませんでした。
追加されているものと分かれているのか、
パイプ配置も含めて、オリジナルなのかはもっと見てみないと分かりません。
スライダーチェストに見えましたが、
後で文献を読むと、上に木製コームが見えないタイプのスプリングチェストらしいです、これは新しく聞く話!
これがオリジナルなのか、とは思えない感じです
ファケッティやチプリとどう音色が違うだろうかと思っていたのだけど、トスカーナのオルガンの音色は不明、ということで、今日の訪問は終わりました🤔
ただオルガンの雰囲気はパワフルだったんですねー😃
整っているボローニャのチプリはこれより安定して鳴るし、音色も綺麗だけど、子供オルガンみたいな、かわいい感じ、
に対して、これはラフだけど、強い感じがしました。(風圧が高いとか、音量が大きいというのとは違います)
なので、よく研究して、再修復してもらいたいですね❣️
オルガンのバルコニーは、高めで、弾いていると教会の様子は分かりにくい、
井戸に籠もっているような、高い塀に囲まれてます😕
外からみると、この金色の部分があとから追加されたんでしょう。
これが無かったら、普通の高さです
向い側には、17世紀に作られたこのオルガンのコピーがあるのですが、
20世紀に、電気式に改造されてしまったオルガンで、かわいそうな、、これは今回は見てこなかったです
調律は、
計測した周波数をエクセル計算機に入れてみたら、
ミーントーン1/4と🎶
素晴らしい〜👏
フィレンツェ、サンティッシマ・アヌンチャータ大聖堂
Basilica di santissima annunciata a Firenze
Organ Domenico di Lorenzo da Lucca 1509-1521 – Buonfiglio Vambré 1773 – Carlo Vegezzi – Basso 1911

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