ボローニャ近郊で、よく知られている?小さなチプリオルガン

なので、前にも来てますが、
今回は見たいという知人も一緒に。
パイプにはチプリのマーク?が入ってて、でも磨かれたのかピカピカしてます

磨かれているのって、珍しい気がしました。
鍵盤は新しくもないけど、古くもなく、
悪くないけど、
古いものを弾くためのタッチではなく、ちょっと残念。
トラエーリの鍵盤ではないと思います。


半音高くて、470Hzくらい

プリンチパーレはフロントパイプのFa2からで、
その下は、Bassoというストップが別にあるんです。
低音バスの木管が、オンオフできないタイプが良くあって困るんだけど、これは素晴らしい〜
オッターバは、低音領域の1オクターブ以上が、1オクターブ高い音で構成されてて、
オッターバだけで弾くとかできないので残念。
このタイプは小さいオルガンでは、他でも見かけます。やっぱり大きなパイプは少しでも減らしたかったのか、、
XVもそうだったりします

チプリのパイプはとても好きですが、
ここのは、とても美しいけど
ジョバンニでないせいか、その後の影響か、分からないけど、
少し色味が少ない気もします。
ジョバンニチプリが素晴らしいと私は思ってますが、
腕が良いから人が良いとはまた違うんですよね笑
ジョバンニは、彼の娘に暴力が酷かったとかで、一時期は罰として、ボローニャのカテドラルに閉じ込められて、オルガン作ってたらしいです

バルコニーは、木製にしてほしいです

自然な感じの鍵盤カバー、がいいなと個人的に気に入って写真を撮る。
あとから写真を見て、オルガンケースがベタベタとペンキで塗られてないって、いいですね〜

塗られたのって、経年でボロボロと落ちてきて、鍵盤カバーを開けるたびに、ゴミが落ちる、、
そんなのも見るので



広いバルコニー、、
でも、椅子に足をぶつけて、見事にアザができました

Paolo Cipri 1578 – Carlo traeri 1677
ボローニャ近く
Monte S Pietro, near Bologna