伝統的とか、だれかのコピーをしようとしている時点で、
それ以上には越えられないのは、
楽器作りも一緒か、
と思いつつ、
久しぶりに、クラヴィコードのメンテナンス🙌
なぜ久しぶりかって、
調律する度に切れる領域の原因が分かってなく、
一度切れると、張るのに、シアノアクリレートを使うから、少なくともそれが乾くまでは弾けない、
という不便から、
時間をかけても報われない、
自然と、遠退いていました🤨
今回、重い腰を上げて、手をつけてみるた、
ふと、
切れるのは、弦の張りが強いからではないな!
と気付き、
切れるのは、エッジの場所かと、
エクセーヌを挟み出したら、
ほとんど切れないではないか!!
よく分からないけど、このエッジで弦が擦れるのは、調律する段階で切れるらしい
メインの原因はここらしいと分かって、
ステージアップ
弦の太さを変えたりしてみてたけど、
細くすればするほど、
実はより切れるようになっていたのかもしれない😢
頻繁に切れてたので、
弦を繋いで張ってあるものも多数(実は音質にはそんなに大きく影響しないから)
止める方にシアノアクリレートを使っているせいです。
でもこの繋ぎ目で切れることも。
大きな発見をして、
苦労のステージから、抜け出すことができた。。
ここまで、長かった!!
チェンバロとか、クラヴィコードとか、オルガンも、
歴史的っていう楽器作っている人たちは、とりあえず、残っているもの、残っている情報から、楽器をコピーして作る、
というのが、とりあえず王道。
だいたいが、見かけを見て、コピー。
でも、家具じゃないですからね、、大事なのは、出てくる音です。
音は古い壊れた楽器では、聴けないわけですから、、音はコピーできない。
全員とは言わないが、多くの楽器は、音を聴いて、作ってるという感じではないらしく、
中でも、見かけばっかりの話、そこに注目する人たちに会って、話して、がっかりしました。
私は、日本で一緒に楽器を作らせてもらって、とても勉強になった。
彼らは、コピーをしているんじゃなくて、自分たちで、音を聴いて、作っている。
だから、素晴らしいレベルに到達する可能性がある。
もっと、多くの楽器職人が、これに気づいてくれるといいんですけどね。