イタリアの試験
ビザをもらうのに、ボローニャ音楽院に行っているわけですが、
私が今いるのは、大学卒業した後くらいのマスターコース。
出席だけで良い授業が半分以上のなか、
試験が二つだけありました🙃
どちらも、口頭試験。
外国人には、書きじゃない分に、
楽かもしれません〜😃
でも、一人15分から30分近く?!
わずか10人ちょっとの学生のために、
何時間も試験をする先生はすごいし、
何時間も、順番を待つ学生も大変。
今日は出遅れたせいか、12番。
4時間くらい待っただろうか。。
でも、
意外に、先生は筆記試験よりも、
準備も採点も要らないから、楽?!
足りないところがあると、その場で、突っこまれるわけですが、
その方が筆記試験より勉強になるし、
その場で結果が分かるのは、
クリアで非常に良いです❣️
一つ目の楽譜の文献学は、ふだんから勉強してるよ!
ということで、なにも勉強せずに行って、
最近の学びを話したら、ぎりぎりパス。
音楽哲学は、さすがに、ふだん勉強していない、、
ので、なにもせずに行くわけに、行かず、
ちょっとだけ。
でも、興味のないこと、自分の音楽に意味のないことに時間をさいてもね、
と思って、
選んだお題は、
マルシーリオ•フィチーノ が書いた音楽についてのこと🎶
短いプレゼンが出来るくらいは、理解。
無事に、音楽哲学の試験をパス!
先月受けた、はじめての口頭試験より点数良かったです、
約1日、勉強したしね😃
とはいえ、調べても、見つからなかったこともあり、
私としても、試験のため、
ではなく勉強に来ているわけだから、
調べたけど、分からなかった疑問点は、
試験中だろうが、
遠慮なく質問しますよ😆
いくつかは、先生から答えを得ました。
でも、ルネサンス時代のフィレンツェの哲学は、
奥が深い。。
当時は、いまの科学なんて無いから、
医者でもあったフィチーノは、護符を作ったり、いわゆる魔術みたいなこともしているわけです。
音楽が、宇宙と人のエネルギーに関与できるというのは、、
いま、新しいと思われるようなことですよ。
音楽は、チャクラのエネルギーに影響できますからね、
チャクラというのが、すでに古い概念になってきているみたいですが、
人のエネルギー調整に、音楽は有効ですね♪
当時の人たちは、いまよりももっと自然な環境で生きていたわけで、
感覚がより勝っていたと思うもの、自然です。
ミサのパンの、話だけではないですが、
当時の人たちが、膨大なお金、労力をかけて、
おおきな教会を作ったのは、
たんに、象徴だけではないのだと、最近気づきました。
そこのエネルギーが、結果的に、最終的に、回り巡って、自分たちに大事であったことを、
感じていたんだと思ってます。
こんど、
フィレンツェのサンタマリアデッラフィオーレ大聖堂にあるフィチーノ の胸像、
スカルチャルーピーのと一緒に見に行きたいなと思います。