ヴェネツィアの旅、2つ目のオルガン🎶
アポを取っていた修道士さんに案内してもらって、
弾いていると、ほかの修道士さんとお知り合いの方々もやってくる😃
下では、観光客たちが聴いていて、
ちょっとしたミニコンサートになっていました💕😍
キーボードは古くないですが、
タッチはそんなに悪くなく、
その分に弾きやすいとも言えます。
どのパイプが古いのか、いろいろ混ざっているようですが、
音色からすると、
プリンチパーレは少し新し目、
オッターバの方がルネサンス期ヴェネツィアの曲を弾くのには向いていました。
フルートは2つとも、バロックかそれ以降のもので、古い音色ではなくて、
私的には残念。
教会の残響がそこそこあって、
空間を使うのが、とても楽しいオルガンです。
リピエノの高い音のストップは、
聖ペロトーニオのオルガンらに比べると、全然パワーが低めで、
1つ足しても、そんなに変わらない。
高音もシングルパイプなのかもしれません。
なので、
高いレンジの煌びやかさが、いまひとつ。
とはいえ、今日1つ目に弾いたオルガンよりは、
全然エネルギー有りました😃🎶
この教会には、タワーがあって、
エレベーターで上がれます。
修道士さんと一緒に登ってきました😃
絶景ですよ❣️❣️
タワーの上で、
USAから来ているという女性に、
オルガンの演奏、ありがとうと声をかけられました😍
この美しく大きな教会と、修道士さんはいまなんと四人しか住んでいないのだそうです😳
なんだか、寂しそうでした。
別室にある小さなかわいーいオルガンを見せてもらいました🥺
有名な聖マルコ教会から、向かいの島にある、大きな教会です。
聖ジョルジョ教会。
ヴェネツィアは、
海が近くて、なんだか東京湾か横浜港に来たような、
ボローニャとは全然、空気感でした🌊
教会内部は、白くて、シンプル、
内部のものは、とても洗練されています✨
ただ、観光地化してしまっているので、
教会の活気は無いです。。
以前には開いていた教会も、今日は閉まっていたり、
またずっと閉まっているという教会もたびたび。
活気のなくなった教会は、まるで墓場のような感じです😕
今回の日帰りの旅は、予想外の学びでした!
以前に絵画を勉強したときのように、音楽的に、大きくイメージが変わるだろうと思っていたのだけど、
それよりも、人生の学びが中心でした。
何が良いとか悪いとか、一方からの話では言えないのだけど、
対立も垣間見たり、
それぞれの側の思いもあり、
人生を多くをかけて、ここで生きている人たちがいて、
どこを目指すのか、
決めよというサインをもらいました☀️
夏至の少し前ころです。